旅の目的は人それぞれ

日頃の喧騒を離れ、ふいにどこかへ行きたくなる衝動に駆られることは、誰にでもあります。気分転換であったり、逃げ出しくなる気持ちからであったりと、みんなで楽しくどこかへ旅行といった趣旨とは違う、一人旅に出たい気持ちを持って、日常生活を送っている方も多いかと思います。それは単にストレスからくるものなのか、自己啓発的な意味合いを持ってのことなのか、人それぞれですが、どちらかと言えばネガティブな要因からくることが多いようです。満たされない欲求の穴埋めやストレス発散の為の旅も良いかもしれませんが、どうせなら前向きに、何かを得たい、発見したい、感じたい、といった意義を持って旅に出る方が良いのではないでしょうか。

新たな発見がある感動

知らない土地へ行くことで、何かしらの新たな発見があります。ほんの些細なことでも、それに対して自分がどう感じたか、を客観的に見ることは非常に大事なことです。壮大な景色や建造物など、視覚的に刺激のあるものは、それだけで感動を生みますが、非日常的な感動は、映画でも得られるものであり、記憶には残るが、その感動はすぐに消えるでしょう。釣り人は魚を釣るのが目的ではなく、魚がかかるのを待つなかで、日頃の自分を客観的に見るのが目的であるというのを聞いたことがあります。自分のいない土地は、それだけで自由な気分がしますし、その気分は日頃の自分を見つめ直すきっかけとなります。それこそが一番の発見であり、旅をすることの意義となるのではないでしょうか。